小さな気づきは大きなトラブルを防ぎます 主軸回転継手交換サービス
主軸回転継手をご存じでしょうか
主軸回転継手は、スピンドルスルーを行うために不可欠な部品です。
スピンドルスルーとは、主軸内部を通じてクーラントやエアを供給するシステムです。
これにより、切削工具の刃先から直接クーラントやエアが供給され、優れた冷却効果と切りくず排出効果が得られます。
しかし、このシステムも主軸回転継手内のセラミックシールが摩耗すると、その機能を失ってしまいます。
回転による摩耗は避けられないため、定期的な交換が必要です。
交換を怠ると、機械の性能が低下し、最終的には大きなトラブルを引き起こす可能性があります。
見えない劣化が命取り!主軸回転継手の不具合が与える影響
回転継手の状態は直接確認することができません。
見えないところで経年劣化が進行し、気づいたときには主軸頭を交換するような重大トラブルとなってしまう、という事例も多くあります。
主軸交換となった場合、高額な修理費用、長期間の機械停止による生産ロスにつながります。
重大トラブルにより主軸交換が必要になってしまうと費用が10倍ちがうことも!
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回転継手を交換しないまま機械を使用し続けた場合、主軸の高速回転によりセラミックシールが摩耗しシール面の密着力が低下し、接触面に隙間が生じやすくなり、クーラント漏れの原因となります。
また、主軸Oリングが損傷・劣化していると、シール部より漏れたクーラントが主軸内部に侵入し、主軸ユニットに多大なダメージを与える恐れがあります。
【トラブル事例】
・主軸絶縁不良によるアラーム発生・機械の電源遮断
⇒最悪の場合、主軸交換が必要になることも…
実はこれが主軸回転継手の不具合のサイン?!
回転継手は主軸の後端部取り付けられています。
そのため分解しない限り、機械外部から回転継手の状態を直接確認することはできません。
こんな症状、見逃していませんか?
次のような状態は回転継手の不具合のサインかもしれません。
- クーラントの吐出が弱い
クーラント漏れが発生している可能性があります。
機械周辺の床や主軸後端を確認してみてください。 - クーラントタンクにスラッジが溜まっている
スラッジは回転継手の動作部の固着や、シールの摩耗を誘発します。
見えない場所だからこそ不具合サインに気づくことが大切です。
小さな気づきは大きなトラブルを防ぎます。
少しでもご心配がある場合は、「主軸回転継手交換サービス」をご検討ください。
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スラッジが溜まっている場合は要注意!
回転継手の動作部にスラッジが固着し、動作不良を引き起こす原因となります。
また、スラッジが原因でセラミックシールが傷つき、シールの密着性が失われます。
スラッジの固着による動作不良や、シール摩耗はクーラント漏れにつながる恐れがあります。
日頃からクーラントの状態を確認し、定期的なメンテナンスを実施しましょう!
> 導入事例|移動式スラッジ除去装置の導入“スラッジ問題を解決せよ”
作業内容
主軸回転継手の交換はマキノにお任せください。
フィルタ交換も承ります!
スピンドルスルークーラントのフィルタが目詰まりしている場合は交換をお勧めします。
主軸回転継手の交換と同時作業可能です。(オプション/部品代のみ別途追加)
対象機種
aシリーズ、Aシリーズ、Jシリーズ
価格
機種 | 価格((税別) |
aシリーズ |
¥218,000~ |
Aシリーズ |
¥188,000~ |
Jシリーズ | ¥121,000~ |
※部品代・作業費を含みます
※フィルタ交換も同時に承ります(部品代のみ別途追加)
お見積りやご相談など、まずはお気軽にお問い合わせください。