主軸コレット・スリーブへの給脂(HSK仕様)

  • 予防保全

主軸コレット・スリーブへの給脂をせず、グリス不足が発生すると、
コレットやスリーブが動作しない場合や、LS601/602(工具密着/工具有無)の障害が発生する場合がございます。
機械を安定的にお使いいただくために、定期的な主軸コレット・スリーブへの給脂をお願いいたします。

実施頻度(周期)

500時間

給脂手順

※警告※
・本作業は機械の電源を入れた状態で、機械の動作がすべて停止していることを確認してから行ってください。
・本作業は機械内部に入って作業する必要があるので、充分に注意して作業してください。
・作業時には必ず警告札を各操作盤や主電源位置などに貼付し、作業中に他者が誤って機械を操作することを防いでください。
・オペレータドアを開けた状態で作業する際または加工室内に入って作業する際はドアスイッチのリリースキーを[UNLOCK]位置にして
 リリースキーを抜き、作業者がリリースキーを携帯して作業してください。
 作業終了後に[LOCK]位置に戻し、リリースキーを抜いてください。(リリースキーは、責任者が管理してください。)
・電源を入れた状態で加工室内に入る際は、作業者がポータブル手動パルス発生器を携帯してください。
・機械を動作させる際は、周囲に声を掛け危険が無いことを確認してください。

必要部品

固体潤滑剤(スプレー)(部品番号:Z479A1502240)

  • 2023年9月時点の情報です。部品番号は変更になる可能性がございます。

① 電源を入れます。

② 主軸の工具を工具マガジンに返却します。

③ 主操作盤のマシンロックと補助機能ロック機能を有効にします。

④ 主操作盤の「モードアンロック」キースイッチが有効であることを確認します(ドアロック(動力遮断仕様)(オプション)のみ)。

⑤ 主操作盤の[ハンドル]スイッチを押し、ハンドルモードにします。

⑥ 主操作盤の「モードアンロック」キースイッチを無効にします(ドアロック(動力遮断仕様)(オプション)のみ)。

⑦ オペレータドアを開けます。

⑧ [工具アンクランプ]スイッチを押し、主軸をアンクランプ状態にします。

⑨ コレットの先と根元にスプレー式グリスを吹き付けます。

⑩ [工具アンクランプ]スイッチを再度押し、主軸をクランプ状態にします。

22-02

★イラストイメージ★

22-01
★画像イメージ★

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