
深ほり加工時の加工方法改善(長い工具の考え方)
【予備品の購入・交換】
① スケール用バッテリ 電池交換
※バッテリの交換は、必ず NC 電源を入れた状態でおこなってください。
各軸絶対位置記憶用バッテリ
部品番号 |
Z513A0300230(単一アルカリ乾電池) |
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型式 |
A06B-6050-K061 |
個数 |
1ケースにつき4個 |
※各軸絶対位置記憶用バッテリは市販されている単一アルカリ乾電池 同等品 で代用可能です。
※2023年7月時点の情報です。部品番号は変更になる可能性がございます。
② ファナックアンプ用バッテリ電池交換 Pro 3 機
※バッテリの交換は、必ず NC 電源を入れた状態でおこなってください。
サーボアンプモジュール (スケール無し機、 ATC マガジン、 APC マガジン、サーボ式 ATC 側 BTS 、 サーボ式 ATC アーム用バッテリ 型)
部品番号 |
Z513A0300270 |
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型式 |
A06B-6073-K001 |
個数 |
サーボアンプ1ユニットにつき1個 |
※2023年7月時点の情報です。部品番号は変更になる可能性がございます。
機械の電源をオフすると、バックアップバッテリ によって原点位置を保持します。
バッテリが切れてしまうと、原点位置の情報を失います。
その為、機械の電源を投入した際、手動での原点復帰を行わなくてはなりません。
③ エアフィルタエレメントの交換 コンプレッサ油や配管内の汚れの浸入を防止
エアシリンダやエアソレノイド、スケールへ汚れたエアーが供給されると動作の不具合やスケールの読み取り
アラームが発生し、部品交換が必要になる場合があります。
④ 主軸潤滑油用ラインフィルタの予備品購入
主軸 潤滑油用 ラインフィルタの目詰まりアラームが発生しますと機械が稼動停止します。
予備ラインフィルタを交換することで、復旧する場合があります。
⑤主軸潤滑油の交換
主軸潤滑油温度コントローラの潤滑油(マキノスピンドルルブリカント)を定期的に交換おこなってください。
機械にとっての潤滑油(マキノスピンドルルブリカント)は、人間に例えると血液のようなものです。
交換せずに使い続けると、日常では気付かずとも確実に主軸の寿命を短くします。
部品番号 |
Z479A0915321 |
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個数 |
1缶:20ℓ |
※2023年7月時点の情報です。部品番号は変更になる可能性がございます。
⑥各軸及び駆動部へのグリス給脂
各軸や駆動部に十分な潤滑がされていない状態で機械を稼動し続けると、駆動部品の磨耗が急速に進行し、
加工精度の低下や不具合を起こす恐れがあります。
定期的に各軸及び駆動部へのグリス給脂をおこなってください。
※機種によって給脂をおこなう箇所・グリスの種類は異なります。定期保守マニュアルをご確認ください。