長期休暇明けのメンテナンス

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本記事では、長期休暇明けに発生しやすい2つの事例とその対処方法をご紹介いたします。

エアドライヤー内部からのエア漏れ

現象

発泡スチロールに包まれたオートドレン内部で、劣化によりカップや継手が破損。
エアーが漏れた結果、マシンダウンが発生。

対処

側面のカバーを開けて、エアーが漏れている箇所が画像右:赤枠内のオートドレンか特定する。
オートドレンカップが割れている場合や、継手が損傷している場合は、カップの交換が必要です。

対象ユニット

・IDF6E-20-X139    ・IDF8E-20-X139     ・IDF11E-20-X139
・IDF15E-20-X139  ・IDF15E-10-X226  ・IDF15E-20-X226

※画像左:赤枠内を確認

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オートドレンカップが割れている場合や、継ぎ手が損傷している場合は、カップの交換が必要です!

オートドレンのカップは、プラスチックタイプと金属タイプが選択できます。(互換性あり)
金属タイプを取り付ける場合は、発泡スチロールの取付は不要です。

● プラスチック製カップ
部品番号:Y000Y5080036  品名:【オートドレン(プラタイプ)】       型式:AD48

● 金属製カップ
部品番号:Z427K1070300  品名:【オートドレイン(金属タイプ)】****  型式:AD48-2

※2023年7月時点の情報です。部品番号は変更になる可能性がございます。

放熱器冷却ファンの停止

原因

長年使用するうちにファンが汚れ、回転部が故障

発生アラーム

画面上に「**放熱器冷却ファン停止」が表示

対処

ファンの清掃または、ファン部品の交換が必要になる場合があります。
以下2点をご確認のうえ、弊社IoTCenterまたはファナックコールセンタまでご連絡ください。

・【青枠内】強電盤内のサーボアンプのセグメント表示に「0」または「-」以外がないか
・【赤枠内】サーボアンプの型式を確認 (例)A02B-****-****

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