
主軸潤滑油/冷却油の定期点検
本記事では、長期休暇明けに発生しやすい2つの事例とその対処方法をご紹介いたします。
現象 |
発泡スチロールに包まれたオートドレン内部で、劣化によりカップや継手が破損。 |
---|---|
対処 |
側面のカバーを開けて、エアーが漏れている箇所が画像右:赤枠内のオートドレンか特定する。 |
対象ユニット |
・IDF6E-20-X139 ・IDF8E-20-X139 ・IDF11E-20-X139 ※画像左:赤枠内を確認 |
オートドレンカップが割れている場合や、継ぎ手が損傷している場合は、カップの交換が必要です!
オートドレンのカップは、プラスチックタイプと金属タイプが選択できます。(互換性あり)
金属タイプを取り付ける場合は、発泡スチロールの取付は不要です。
● プラスチック製カップ
部品番号:Y000Y5080036 品名:【オートドレン(プラタイプ)】 型式:AD48
● 金属製カップ
部品番号:Z427K1070300 品名:【オートドレイン(金属タイプ)】**** 型式:AD48-2
※2023年7月時点の情報です。部品番号は変更になる可能性がございます。
原因 |
長年使用するうちにファンが汚れ、回転部が故障 |
---|---|
発生アラーム |
画面上に「**放熱器冷却ファン停止」が表示 |
対処 |
ファンの清掃または、ファン部品の交換が必要になる場合があります。 ・【青枠内】強電盤内のサーボアンプのセグメント表示に「0」または「-」以外がないか |