消火器には有効期限があります!

  • 予防保全

作業現場の安全を守る、自動消火装置の役割

013_消火装置
加工液に油を使用する放電加工機には、消火装置が搭載されています。(設置場所は機種によって異なる)

加工液が過熱し引火した場合、熱センサーが異常な温度を検知し、装置から警報が発せられます。
同時に、加工機が停止し、消火剤を放出して自動消火を行います。
この一連のプロセスにより、火災の拡大を防ぎ、作業環境の安全を確保します。

013_消火装置動作プロセス
【動作プロセス】

⚠加工槽内にて火災発生!

1.熱感知器が温度上昇を感知

2.自動消火装置が瞬時に作動

3.消火液で加工槽内を自動消火

自動消火装置は火災発生時、迅速に消火活動を行う重要な装置です。

お使いの機械に搭載されている消火器の有効期限は過ぎていませんか?

消火器ボンベの耐用年数は約5年(メーカー規定)とされており、
期限を過ぎたものや劣化したものは、火災時に十分な消化能力を発揮できない恐れがあります。
また、以下のようなリスクが存在します。

⚠消火器の使用期限切れ・劣化による主な危険
・薬剤が固まり、火災時に消火器としての役割を果たさない危険
・ボンベの圧色が低下し、十分な消火能力を発揮できない危険
・ボンベの強度が低下し、使用時に破裂する危険

※使用期限内であっても、錆、腐食、変形などの劣化が見られる場合は交換が必要です。
013_経年劣化ボンベ

さらに、消火装置に異常があると、火災発生時に装置が正常に作動せず、火の勢いが増して被害が拡大する可能性があります。
こうしたリスクを防ぐために、弊社では以下のメンテナンスを推奨しています。

  • 1年に1回の機能点検
    ‐表示灯、ノズル、配管などの目視確認
    ‐ボンベの有効期、圧力チェック
    ‐熱感知器、アラームの動作確認
  • 5年に1回のボンベ交換
    ‐有効期限を過ぎたもの、劣化が見られるものは安全のために新しいボンベに交換
    ‐ボンベ交換後はアラーム等の異常がないことを確認

定期的な点検と交換を行うことで、万が一の火災にも備えられ、作業環境の安全性を高めることができます。

***消火装置の機能点検とボンベの交換はマキノにお任せください***

『自動消火装置機能点検+交換』

【サムネ画像】MTS-SRV-013_形彫・ワイヤ放電加工機_自動消火装置機能点検+交換
定期的な点検・交換は実施されていますか?

万が一の火災に備えて消火装置の点検と交換を行いましょう!
マキノのサービスエンジニアが訪問し、責任をもって対応します。

商品説明はこちら

 

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