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IoTセンタ 濱野 志奈

濱野志奈プロフィール

PROFILE

フィールドサービスセンタ 国内サービス IoTセンタ
高専 生産システム学科 卒業
2019年入社

濵野さんが所属しているIoTセンタについて教えてください。

濱野志奈1

IoTセンタは、従来エリア毎のお客さまからのお問い合わせに対応していた各CTIチームを統合して発足した、比較的新しい部署になります。
電話でのお客様対応が主な業務となっており、お客様に安心してマキノの機械を使っていただくため迅速に対応することで機械再稼働までの時間を短縮することができるよう尽力しています。
私はこの部署で、システムの運用や業務の効率化を目指す改善等を行いながら、新人のオペレーターの方への教育など、全体の管理・運営を担当しています。

お客様の工場に行かずに対応するのですね。電話での対応は難しそうですね。

濱野志奈2

そうですね。多くのお客さまは何らかの問題を抱えて電話をかけてくるので、焦っていらっしゃる方、中にはお怒りの方もいらっしゃいます。
マキノの機械は高額なものですし、また機械が止まってしまうということは、その時間、お客さまの製品の生産が止まってしまうことにつながります。
場合によっては、大きな損失を与えてしまうことにもなりかねません。
ですから私たちとしては、お客さまに寄り添って、なおかつ冷静に対応することを心がけています。

実際、IoTセンタではどのような対応をされているのですか?

濱野志奈3

IoTセンタでは、さまざまな新しいテクノロジーをとり入れることで、コールセンタ業務の効率化を図っています。
たとえば電話で修理のサポートをする際、今まではお客さまの機械が今どのような状態なのか、電話越しでははっきりわかりませんでした。
そこで新しく牧野グループで開発されたProNetConneXというソフトウェアを用い、お客さまの機械の状態をリアルタイムで把握するシステムや、「スマートグラス」などを使い、お客さまが見ている機械の画面を共有するシステム、お客さまのスマートフォンを使って機械の状態を把握するシステムを活用して、現地にサービスエンジニアを極力派遣することなく、正確かつ迅速に復旧のサポートを行っています。

新しいテクノロジーを直接に体験できるなんてとても魅力的ですね。

濱野志奈4

機械が復旧するまでの時間を少しでも短縮し、お客さまに安心してマキノの工作機械を使っていただくことが何よりも重要です。
そのための新しいテクノロジーの活用です。実際、業務をIoT化することにより工数削減が見込め、お客様への対応を迅速に行うことができます。
私にとっても、最先端の分野で働くというのは自分の持っていない知識を学ぶことができ、自分の可能性を広げるチャンスを多くもらえていると感じています。
ただ、新しいシステムの導入は、思った以上に時間がかかるものです。
どのようなシステムを導入するべきかを考え、自分たちで実験をくり返し、実際にそれを使うスタッフに説明・指示をし、スムーズに運用できるようになるまで改善を重ねる。そこまでやって、ようやくシステムがうまく回り始めます。
ここまでできた時、すごく嬉しい気持ちになりますね。

濵野さんはそういった最先端の技術に触れられることが入社の理由なのですか。

濱野志奈5

そういうわけではありません。
私は、高専時代、実習で工作機械に初めて触れて、その精度の高い動きに魅せられてしまったんです。
今まで見たことのない動きをする工作機械に、新鮮な衝撃を受けたのかなと思います。この感覚を上手に言葉にできなくて申し訳ないんですけど。
とにかく、この出会いがきっかけとなり、将来は工作機械を扱う仕事に携わりたいと思うようになりました。
しかも、高専生が目指す設計や加工ではなく、アフターサービスという仕事に惹かれてしまったんですね。高専では設計や加工は学びますが、アフターサービスを学ぶことはありません。
だからこそ、工作機械との出会いと同様、知らなかったゆえの新鮮な衝撃を受けたのかなと思います。
学生時代、接客のアルバイトをしていたのですが、裏で黙々と作業するよりも、人と接しているほうが自分に合っていると感じていました。
振り返ってみると、個人的な感動や興味が、自然とこの会社へとつながったような気がしますね。

最後に牧野技術サービスを希望する後輩たちに、先輩としてメッセージをいただけますか。

牧野技術サービスは若手でも、やる気があれば、重要な仕事を担当できるチャンスをくれます。
私は入社3年目ですが、新しいテクノロジーに触れたり、チームのマネジメントを任せてもらったりと、貴重な経験をしているなと感じています。
私は高専出身なので、高専生のみなさんへのメッセージになるのですが、今の環境をフル活用することをお勧めします。
身近にたくさんの機械があって、中には今しか触れないような機械もあるでしょう。
そんな環境は今しかありません。
何にでも興味を持って、色々な経験をしたうえで、自分に合った仕事を探してみるのがいいと思います。
私のように、特別な体験があるかもしれません。

牧野技術サービスでいっしょに働けることを楽しみにしています。

  • 掲載内容は2021年9月にインタビューしたものです。

  • 8:00
    出社・メールチェック
  • 9:00
    データ集計・受電対応
  • 12:00
    昼食(お弁当)
  • 13:00
    データ集計・受電対応
  • 14:00
    チームの定例会
  • 15:00
    データ集計・受電対応
  • 18:00
    退社
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