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海外サービス部 木村 孝司

木村孝司プロフィール

PROFILE

フィールドサービスセンタ 海外サービス部 次長
工業高校 機械科 卒業
1991年入社

木村さんは海外サービスのスペシャリストとして、海外赴任を長く経験されたそうですね。

木村孝司1 アメリカ赴任当時、仲間達と

2004年から2013年まで、米国オハイオ州にある関連会社、Makino Inc.に駐在していました。
ちょうどマキノが航空機産業向けの新しい機械をリリースしたときで、まだ形もできていないのに米国から注文をもらっていたんです。
なかばこの機械についていったようなものですね。

当初はうまくいかないことも多く、開発部、生産本部、加工技術部、営業などさまざまな部署と連携しながら、夜遅くまで働いていたのを思い出します。
難しい問題を解決して、お客さまとハイタッチで喜び合ったときは、それまでの苦労が感動に変わりましたね。

とくに印象に残っている海外での仕事はありますか?

木村孝司2

現在の牧野フライス製作所の井上真一社長と二晩、徹夜したことですね(笑)。
2003年、海外赴任の前年でしたが、航空機産業向けの展示会を米国で開いたんです。
ところが現地に行ってみたら、機械が動かない。
井上社長とああでもない、こうでもないと言いながら修理して、ようやく動いたのが展示会の日の朝でした。修羅場でしたね。
でも、私が担当させてもらったこの加工機は、その後「MAG(マグ)」シリーズとして世界の航空機メーカーに知られ、「これのおかげで今のマキノがある」と言われるくらい重要な製品になりました。

振り返ってみれば、この製品を担当できたのは幸せだったなと思います。

木村さんが次長を務めている、海外サービス部について教えてください。

木村孝司3

世界中の牧野グループの関連会社や代理店、ならびにマキノの工作機械をお使いのお客さまからお問い合わせを受け、適切なサポートを提供するのが基本的な仕事です。
現在は、欧米課、中国・韓国・台湾を担当するアジア一課、アセアン・インド地域を担当するアジア二課、テクニカルサポートグループ、タスクフォースグループの五課体制です。
電話やメールで解決できない問題については、最終的に人員を派遣します。
そのため海外出張が多く、期間が数か月に及ぶこともあります。
グローバルに活躍したい人なら、絶好の職場ではないでしょうか。

新型コロナウイルスの影響も大きかったのではないでしょうか。

木村孝司4

一番大変だったのは、普段なら人員を派遣することで問題を解決できるのに、それができないことでした。
多くの国で入国が規制され、入国できても長い隔離期間が発生するので、事実上、海外出張が不可能な状況でした。
そんな状況を打開するために新設したのが、テクニカルサポートグループです。
海外から寄せられるお問い合わせを一手に引き受け、月曜から土曜の朝まで、24時間対応することにしました。

また、オンラインミーティングのアプリや、ときにはウェアラブルカメラを使って、現場の映像をライブで見せてもらいながら、アドバイスを提供することもしています。
つまり現地に行かなくても修理が可能になったわけです。
これも大きな前進ですね。

木村さんとしては、どのような学生に入ってきてほしいですか?

木村孝司5

あきらめない人ですね。
すぐに「わからない」と投げ出さないで、なぜそれが起こっているのか、一つずつひもといて考えてみる。
それでもわからないなら、誰かに聞いてみる。その意味では、わからないことを人に聞ける素直さも大切です。

あと、面接をしていて思うのは、言葉は流ちょうだけど、その考えがどこから来ているのか見えない人、逆に、言葉はつたないけど内にいいものを持っている人がいます。
わずか数分の面接という場では、前者の人のほうが有利なこともあるでしょう。
でも私は、見た目や滑舌だけで判断してはいけないと思っています。
その人に「芯」があるかどうか。人に流されない強い思いはあるか。口べたでもかまわないので、恐れずに自分を出してください。

最後に牧野技術サービスを希望する後輩たちに、先輩としてメッセージをいただけますか。

木村孝司6

私はじっとしているのが好きではない性分で、それもあって牧野技術サービスを選びました。
おかげで国内も海外も、さまざまなところへ行くことができました。
その経験から言えるのは、社会というのは、学生のみなさんがこれまで経験してきた世界よりずっと広大だということです。
未知の世界で、百戦錬磨のお客さまを相手にビジネスをしていかなければいけない。
お客さまは親や先生より厳しく、ときには怒鳴られることもあるでしょう。
でも、つらいときこそ前向きに物事を考えられるかどうか、それが重要だと思います。

ぜひ、前向きな人に入社してもらいたいです。

  • 掲載内容は2021年9月にインタビューしたものです。

  • 7:00
    出社・メールチェック・アメリカと会議
  • 8:00
    朝礼・作業指示
  • 9:00
    データ確認・分析
  • 10:00
    メールチェック・承認業務
  • 11:00
    会議(アジア地区)
  • 12:00
    昼食
  • 13:00
    資料作成
  • 15:00
    社内会議
  • 16:00
    ヨーロッパと会議
  • 17:00
    メールチェック
  • 18:00
    作業報告
    メールチェック
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